

観光バス運転士のスタッフインタビュー
2009年 中途入社 K さん
毎日が出会い。全国各地を運転できることに喜びを感じています
2009年 中途入社 K さん
毎日が出会い。全国各地を運転できることに喜びを感じています
私は観光バスの運転士になりたいという思いがあり、21歳のときに大型免許を取得しました。ですが、当時のバス業界は採用時に経験が重要視されていましたので「大手の国際興業に入社するにはまず経験を積まなければ」と考えました。
そのため、まず別のバス会社に就職して2年ほど運転士として経験を積みました。その後晴れて国際興業に就職し、今に至ります。
ただ、私は入社してから知ったのですが、国際興業には充実した研修制度があり、経験がない方はもちろん、大型二種免許を持っていない方も養成制度を利用して入社することができます。現在も未経験の方を積極的に採用しております。
「働き始めてから自分の中で変わったこと」についてですが、実際、入社した当初とはガラッと変わったと思います。入ったときは全てが新鮮で、観光の仕事自体にもまだ慣れていないので、とにかく覚えることで精一杯でしたね。たくさんのことを先輩に指導していただきながら少しずつできるようになっていったことを思い出します。
入社後3年ほどは覚えることの方が多かったです。それから培ったことをベースに自分のスタイルが形作られ、10年経った今は観光事業部に貢献することを考えながら、なるべく広い視野を持って仕事を考えるようにしています。
この仕事のやりがいは何か?と問われると、私にとって大型バスの運転自体がすでに「やりがい」ですね。
仕事として毎日運転していると麻痺してしまいがちですが、山道や雪道を走るのも楽しいですし、毎日いろんなところへお客様を運びながら、たくさんの自然や景色、町並みの中を運転できることに喜びを感じています。
そして毎日バスの旅を楽しみにして来られるお客様との出会いや触れ合いも、自分の仕事を充実させてもらえる大切な要素だと思っています。
観光バスの運転士にとって良い仕事とは、お客様に「意識されない」運転をすることだと思っています。車内で窓から景観を楽しんでいる間に、気がつくと目的地に到着している……そんな運転を心がけていますね。
もし旅の途中でお客様が運転を気にされたら、その日を安心して楽しめなくなってしまいます。気をつけていたとしても、我々が普段ドライバーとして慣れている速度や、ちょっとしたブレーキのかけ方、右左折の仕方などがもしかしたら、あるお客様には気になる運転かもしれない。そういった危機感を常に持ちながら「安全のためにできることは全てやる」という気持ちで日々取り組んでいます。
この仕事は、お客様との出会いで成り立っている仕事だと私は考えています。
また、その日1日を一緒に過ごすお客様にとって、現地で頼りになるのは運転士やガイドだけです。
我々の頑張り次第でお客様に快適な時間や素敵な思い出を提供できるわけですので、そういったところにやりがいを見出せる方であれば経験に関わらず、この仕事をやっていけるのではないかと思います。ぜひ私たちと楽しく仕事をしましょう。